本日、就職面接会に面接官として参加してきました。20社くらいの経営者が集まり雇用を促進しましょうというハローワーク主催のイベントです。
結論から言いますと、「視野が狭くて終わってる。もったいない」と思いました。
面接官なのに、「ばかだなーもっと視野を広く持とうよー自分の為に仕事しようよー」と思いながら面接していたので話が入って来ない(笑)
どのように終わっていたか解説します。
自ら安月給の労働者になりに来る
私がいる業界の平均は350万程度でして、本日の求人票の初任給の平均が250万円でした。
基本の雇用形態は、日給月給ですのでいわば日雇い労働者です。
その日雇い労働者が集う会に約30名ほど集まり、下は25歳上は59歳までの日雇い労働者予備軍が終結!
まず思ったのが、かわいそう。
私も最近までそうだったのですが、自分の時間を売ってお金を手に入れる方法しか知らないことが、本当にかわいそう。
今の社会では、情報はいつでも手に入るので知らない人がいけないんですけどね。
現職の仕事を休んで、自ら日雇い労働者になりに来る方もいらっしゃいました。
「たかが手取り18万の世界に飛び込んで来る事ないのにな。」と思いつつ3時間過ごしました。
私にとってはブログのネタを考える素晴らしい3時間になりましたが!
思考停止の集まり
とにかく思ったのが、皆、思考が、停止しているです。
とりあえず会社に入って、1日働けば1万円で20日で20万だ。福利厚生は…通勤は…しか考えていない。
「こんな無駄な時間を過ごすなら本屋に行ってビジネス本買って読むとか、自己投資に時間を使えばいいのにな。」
「ちょっと考えればもっと自分の将来の為にスキルアップできる仕事があるのになー」
「会社で働くのはリスクしかないのに、1つの会社に依存する必要がないでしょ」
会社員のリスクについての記事はこちら
これらの事を特に若い子に伝えてあげたかったですね。
思考停止してる時間はない、将来の事を考えて、そして今行動しよう!と会場で叫びたかったです。
一体日本は何歳まで働くのか
本日面接した方で、大手会社を来年の春で退職するので雇用して欲しいという初老の方がいらっしゃいました。
私がいる業界は、肉体労働なので体力は自信ありますか?と聞いたところ「腰が悪いので、痛くなったら働けません」との返答。
「うん、お父さん会場間違えたかな?帰ろうか。」と心の中でつぶやきながら丁重にお断りしました。
絶対にこういう老後は過ごしたくないなと、こうなったら怖いなと感じました。
60歳まで会社を勤め上げて、定年してからもまだ働かなければいけないなんて先が思いやられるなと。
そもそも日本政府が、老後なんて面倒見ませんと宣言しています。もちろん企業もあてにできません。リストラ社会突入です。
- 老後2000万問題
- 定年雇用努力義務化
- 終身雇用崩壊
老後2000万問題
年金だけでは生きていくことができませんから、自分たちで2000万貯めてください。政府としても以下を頑張ったのですから!
積み立てNISA、iDeCo確定拠出年金の税制優遇制度
政府としてはこれ以上面倒見れません。最悪生活保護もあります。
定年雇用努力義務化
企業の経営者のみなさん、定年された初老の方々をなんとか70歳まで雇用してください。
政府としても面倒見れませんので。決して企業に押し付けている訳ではありません。
終身雇用崩壊
自動車大手のトヨタの社長が終身雇用は無理だと宣言しました。
いままでのように会社にいて年功序列で給料が上がっていくというのもなくなります。
こんな社会の流れなのに会社に入って労働しようという人は、危機感を感じないのでしょうか?
あなたは、これを読んでもまだ会社に依存して70歳まで自分の大切な時間を売りますか?
私は、そんな生き方したくありません。
まとめ 視野を広げて考えよう
将来が不安になるような事ばかり述べてきましたが、私はこれが事実だと確信しており危機感しかありません。
この危機をどうするか日々考え、色々な情報に触れてできることから実践しています。
一番怖いことは、知らない事だと思います。
そして、知らない人がいけないのです。
現代では、スマホがあればあらゆる情報がすぐに手に入ります。
視野を広げ、色々な情報に触れて、そして自分の頭で考えて、すぐ行動に移せる人が強い人、生き残れる人だと思います。
あなたも明るい未来のために考えて行動しましょう。
それでは、Have a niceday!!!